私たちが生活していくのに、ICT機器はかかせないものになってきています。
スマホ・タブレット・パソコン・・・。
検索をしたり、SNSでコミュニケーションをしたり、ゲームをしたり、音楽や動画を楽しんだり、ショッピングをしたり・・・いろいろと生活が豊かに、便利になっています。
特別支援学校に通っている児童生徒がいます。
パソコンを自分で操作できれば良いです。
手が不自由な児童生徒には、何らかの支援が必要になる場合があります。
パソコンのキーボードが使いにくかったら、タッチパネル式のものを利用すると良いです。
スイッチを使ってパソコン画面のマウスカーソルを操作する。
iPad、タブレット端末を、スイッチコントロールする。
視線入力機器を使用してパソコンを操作する。
児童生徒の生活が豊かになるように、その児童生徒に合っていて
そんなにがんばらずに使えるものが、きっと見つかります。
主なタブレットは上記の3種類です。一長一短あります。
(Windows Phoneは終了しています。)
特別支援学校ではiPadを使っているところが多いです。
ここではiPadについて主に取り上げていきます。
(一部、Windowsについての紹介も混ざってきます。ちなみに私のスマホはandroidです。)
たくさんのiPadアプリがあります。その中でも授業で使ってみたいiPadを紹介していきます。ほぼ実際に使ってみたものです。
関心がアプリに行きがちです。でも基本は?
学校でiPadを購入したとしても、パソコン室の奥に大事にしまっておくと、使いにくいです。
みんなが毎日、上手に活用し、負担にならない管理をしていくコツがあります。
手が不自由でiPadの画面で直接操作をするのが難しい場合は、外部スイッチで操作できます。
WindowsPCに太鼓の達人(太鼓さん次郎)を入れて、スイッチで操作できます。
マインクラフトでプログラミング学習ができます。
キーボードで入力するのが難しい場合、マウスで操作できる方法があります。
家から学校に通えない場合、教室にロボットを置き、家庭からパソコンで操作して、教室の様子が見れて、音声でやりとりができる方法があります。
ICT機器は、あくまでも手段です。
機器を使うことによって、児童生徒のやりたいことが何か少しでも実現できること。
そんなことを目指します。
・まだ手作りのものにこだわっていませんか?
心はこもっています。
でも今は、小学生だって、スマホやタブレットを使えます。
特別支援学校の児童生徒だって iPadアプリで簡単にできます。
・みんなに分かるように表現できていますか?
児童生徒の気持ちを読み取るのは大事。でもそこで止まっていませんか。
機器を使えば、みんなに伝わります。
・逆にICT好きな教員が陥りやすいパターン。
「作ったものを試したい。」みたいな。
ICT機器・・・
全然使わないのって、どうなのでしょう?
逆に、度が過ぎるのも、どうなのでしょう?
児童生徒のやりたいことが、上手にサポートできるように使っていきましょう。